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【メディパル】医薬品メーカーのJCRファーマと資本業務提携

 医薬品卸大手のメディパルホールディングスは9月21日、医薬品メーカーのJCRファーマ(兵庫県芦屋市)と資本業務提携に関する契約を結んだ。

 

 メディパルは英グラクソ・スミスクライングループから、JCRの発行済み株式の22%を取得し、筆頭株主となる。取得額は約211億円。

 

 メディパルは2011年に医薬品の開発プロジェクトに関してJCRと提携、複数の開発投資契約を結んでいる。また、JCRが16年に発売した再生医療技術を使った医薬品については、超低温物流システムを共同で確立した。

 

 資本業務提携に伴って、両社は米国で合弁会社を設立、JCRが国内で臨床開発を行っている新薬の米国での臨床開発を始める予定。

 

 JCRファーマの17年3月期の売上高は180億円、営業利益は23億円だった。