ドラッグストア大手のココカラファイン(横浜市)は、エイチ・ツー・オーリテイリング傘下のイズミヤ(大阪市)から調剤薬局事業を取得する。イズミヤが大阪府と京都府、奈良県で運営する6店舗を10月1日付けで譲り受ける。取得価格は非公表。
イズミヤは関東の店舗を閉鎖するなど関西エリアでの総合スーパー、食品スーパー事業に経営資源を集中しており、本業と関連の薄い調剤薬局事業を切り離す。
ココカラファインの店舗数は6月末時点で1315店、そのうち調剤薬局はドラッグストア併設を含めて259店舗にとどまっており、買収によって店舗網を補強する。
なお、ココカラファインが発表した2017年4~6月期の連結業績は、売上高が前年同期比4.8%増の979億円、営業利益は69.8%増の32億円だった。