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【トリドール】米国の外食ファンドに出資、海外事業を拡大

 セルフうどん店「丸亀製麺」などを運営するトリドールホールディングスは7月13日、米国の外食産業を対象とした投資ファンドに出資すると発表した。同社は2025年に世界で6000店舗体制を実現することを目標としており、米国の外食産業への投資を通じて得られた情報を同社の海外事業拡大に役立てる。将来的には、ファンドの出資先を同社が傘下に収める可能性もありそうだ。

 

 出資するのは、米ハーゲット・ハンター・キャピタル・パートナーズ(HHCP、ノースカロライナ州)が組成した外食投資ファンド。2015年7月に設立した同ファンドの目標資金総額は1億ドルで、運用機関は10年。トリドールの出資額は明らかにしていない。

 

 HHCPには外食企業の元CFO(最高財務責任者)などの経験を持つスタッフも参画しており、単に外食企業に投資するだけでなく、成長に向けた事業改善の支援なども行っている。