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【三城HD】澤田取締役が社長昇格、多根氏は代表権のある会長に

 眼鏡専門店の三城ホールディングス(HD)では6月14日、澤田将広取締役(60歳)が新社長に就任した。これまで通り、中核子会社の三城の社長を兼務する。創業家の多根裕詞前社長(85歳)は代表権のある会長に就いた。

 

 澤田氏は1980年にパリーミキ(現三城HD)入社、執行役員人事チーフ、商品開発チーフなどを経て、2016年2月三城社長、同年6月から三城HD取締役。

 

 多根裕詞氏の長男で代表取締役副社長の多根幹雄氏(57歳)は、6月26日開催予定の株主総会後、副社長を退任、代表権のない取締役となる。

 

 格安眼鏡専門店の台頭などで三城HDの業績は低迷しており、17年3月期の営業損益は40億円の赤字だった。