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【イオンアグリ】周年栽培のトマト本格出荷、関東のグループ店舗で販売

 イオンの農産物生産子会社、イオンアグリ創造は6月4日、埼玉県久喜市の「イオン埼玉久喜農場」から大規模施設で周年栽培するトマトの本格出荷を始めた。

 同農場は、施設(園芸用ハウス)の大規模な集約化やICT(情報通信技術)の高度活用などによって、施設園芸の収益拡大を図る農林水産省の次世代施設園芸導入加速化支援事業に基づく補助金の交付を受けている全国10ヵ所の施設の一つ。イオンアグリでは地元自治体やJA全農さいたま(全国農業協同組合連合会埼玉県本部)などと共同で施設整備や栽培を進めてきた。

 農地面積3.3ヘクタールで大玉トマト54万7000株を栽培する同施設では、温度・光・水・二酸化炭素を24時間自動管理し、周年栽培を行う。目標収量は年間990トン。収穫したトマトは関東近県のイオングループ各店舗で販売する。