中古ブランド品やチケットの買い取り・販売が主力の大黒屋ホールディングス（HD）は５月23日、中国最大の複合企業CITICグループの子会社CITIC XINBANG（信邦）アセット・マネジメントと資本業務提携すると発表した。
大黒屋HDとCITIC信邦は2016年、北京市に合弁会社を設立し、中国で中古ブランド品買い取り・販売事業を行っている。今回、大黒屋HDの海外事業を統括する大黒屋グローバルHDの株式を保有するエスビーオー（SBO）にCITIC信邦が30％を出資する。
SBOは現在、大黒屋HDの100％子会社で、SBOと大黒屋HDで大黒屋グローバルの株式の87.5％を保有している。CITIC信邦がSBOに出資するのに伴い、大黒屋グローバルをSBOの完全子会社とする。
大黒屋HDは中国のほか、英国でも事業を展開している。