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【総務省】子どもの数は36年連続減、15歳未満は1571万人

 総務省によると、4月1日現在の子どもの数(15歳未満人口)は推計1571万人で、36年連続で減少した。前年に比べると17万人減で、過去最低を更新した。男女別では男子が805万人(前年比9万人減)、女子が767万人(8万人減)だった。

 

 総人口に占める子どもの割合は12.4%で、43年連続で低下した。1950年には総人口の3分の1を超えていたが、1997年に高齢者(65歳以上)人口の割合を下回って15.3%となり、諸外国に比べても最も低い水準で推移している。

 

 都道府県別に16年10月1日時点での子どもの数をみると、東京都だけが前年に比べてわずかに増加した。子どもの数が100万人を超えるのは東京都、神奈川県、愛知県、大阪府の4都府県となっている。子どもの割合が最も高いのは沖縄県で17.2%、最も低いのは秋田県で10.3%だった。