セブン&アイ・ホールディングスは、子会社のセブン・カードサービスが発行する電子マネー「nanaco(ナナコ)」の会員数を2019年度に6700万人まで増やす計画を明らかにした。
2007年に流通系では初の電子マネーとして発行を始めたナナコの会員数は、10周年を迎えた今年2月末時点で5350万人となっている。これをあと3年で約25%増やす。
ナナコはセブン-イレブンやイトーヨーカ堂、そごう・西武などグループの店舗を中心に23万ヵ所で利用可能となっており、16年度(16年3月?17年2月)の決済件数は20億件を突破。国内の電子マネーでは最大の決済件数を誇る。決済件数については、19年度で25億件まで増やす計画だ。