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【ヤマト運輸】好きな場所・時間に荷物受け取り、藤沢市で実証実験開始

 ヤマト運輸とディー・エヌ・エー(DeNA)は4月17日、神奈川県藤沢市の一部地域で顧客が望む場所と時間に宅配便の荷物を受け取ることができるサービス「ロボネコデリバリー」の実証実験を始めた。

 

 対象エリアは鵠沼海岸、辻堂東海岸など3地域で、地図上の任意の地点を受け取り場所として指定できる。配送時間は10分単位で選択が可能。冷凍・冷蔵品にも対応する保管ボックスを備えた専用EV(電気自動車)車両で配達する。到着予定時刻の3分前には、スマートフォンなどに自動音声で到着を知らせる。荷物が到着したら、利用者自身が保管ボックスを開けて荷物を取り出す。

 

 同時に、地元商店街の異なる店舗の商品を同時に注文し、まとめて受け取ることができるサービス「ロボネコストア」の実証実験も始めた。注文金額の合計が3000円未満の場合は324円のサービス利用料がかかるが、3000円以上なら無料。

 

 実験は2018年3月末まで続ける。当面は人間が専用EVを運転するが、18年をめどに一部区間で自動運転の導入を予定している。