イズミは4月11日、ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長(72歳)を社外取締役に選任すると発表した。5月24日開催予定の株主総会で正式に決定する。似鳥会長はホームセンター大手のコーナン商事の社外取締役にも内定している。
また、イズミが同日発表した2017年2月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前期比5.0%増の7021億円、営業利益が11.8%増の356億円、純利益が9.3%減の170億円だった。既存店売上高が堅調だったことや経費削減効果が出て、営業利益は2ケタの伸びとなった。熊本地震の被災による特別損失が想定を下回ったことから、純利益は会社予想から35億円上振れした。
単体での既存店売上高は1.5%増(テナントを含む)だった。中国地方は0.2%減だったが、九州地方が4.3%伸びた。
18年2月期は、4月28日に大型ショッピングセンターの「LECT」(広島市、店舗面積約3万9000平方メートル)、5月に「ゆめタウン江津」(島根県江津市、約1万100平方メートル)の2店舗を新設する。連結業績は営業収益が前期比6.5%増の7481億円、営業利益が9.3%増の390億円、純利益は55.7%増の265億円を予想する。