ミニストップは3月24日、常務執行役員中国担当の藤本明裕氏(54歳)が社長に昇格する人事を発表した。5月中旬開催予定の株主総会後に正式に決定する。宮下直行社長(64歳)は代表権のない会長となる。
藤本氏は2013年から中国事業を担当、現地法人の青島ミニストップ総経理を兼務してきた。ミニストップはアジアでの出店を拡大する一方、国内では小型SM(スーパーマーケット)業態の確立と、得意とするファストフード(FF)で業界他社との差別化を図っていく方針で、FF商品本部長や商品本部長の経験もある藤本氏がその指揮を執る。
藤本氏は1985年にミニストップ入社、マーケティング室長や東日本営業本部長を経て2005年取締役、11年常務取締役、14年から現職。