AP通信の報道によれば、ドイツのハードディスカウンター(小型食品ディスカウントストア)、リドルが2017年夏に米国に初出店する。
リドルは15年に米国バージニア州に現地法人を設立、18年までに出店を開始するとしていた。バージニア、南北カロライナの3州でまず20店舗をオープンし、1年以内に100店舗にまで増やす計画だとAP通信は報じている。出店エリアは当面、東海岸が中心となるようだ。
リドルはアルディと並ぶドイツのハードディスカウンター大手で、27ヵ国で約1万店舗を展開。両社はヨーロッパを中心に各国で積極的な出店を続けており、英国ではテスコや米ウォルマート子会社のアズダなど大手スーパーがシェアを奪われている。
アルディは1976年から米国での出店を開始、すでに米国内で1600店舗以上を展開している。2018年末までには2000店舗近くにまで増えそうだ。