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【全国百貨店】10月の売上高は3.9%減、化粧品以外は苦戦続く

 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の10月の売上高は、約4755億円で既存店ベースでは前年同月比3.9%減と8ヵ月連続のマイナスとなった。

 

 日曜日が前年より1日多かったため8月(6.0%減)、9月(5.0%減)に比べてマイナス幅は改善したが、商品別では化粧品(5.4%増)など一部を除いてほとんどが前年実績割れだった。

 

 主力の衣料品は6.5%減、雑貨は化粧品を除く美術・宝飾・貴金属、その他雑貨が不振で1.4%減、食料品も2.1%のマイナスだった。

 

 全体の3.2%を占める免税品の売り上げは13.2%減で9月(10.1%減)よりも落ち込みが大きかった。

 

 地域別では10大都市およびその他の地区のすべてがマイナスだった。