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【化粧品市場】16年は2.5%増の2兆5077億円の見込み

 富士経済の調べによると2016年の国内化粧品市場の規模は前年比2.5%増の2兆5077億円となる見込みだ。

 

 14年に化粧品が消費税免税対象となったことでインバウンド(訪日外国人)需要が市場を底上げし、15年は5.4%増と高い伸びを示した。16年は円高進行などでインバウンド需要の伸びが鈍化しているものの、新ブランド導入などの活性化策が奏功して、市場の拡大が続く。

 

 価格帯別の16年の市場見込みは、低価格帯が3.1%増の6095億円、中価格帯が1.5%増の9791億円、高価格帯が3.2%増の7343億円。大都市圏でインバウンド需要を取り込んだ高価格帯と、洗顔料・シートパックなどが好調だった低価格帯の伸びが高かった。