ローソンは10月24日、銀行業参入に向け準備会社を設立すると発表した。会社名はローソンバンク設立準備(東京都品川区)で11月下旬に設立の予定。資本金は10億円で、ローソンが95%、三菱東京UFJ銀行が5%を出資する。代表取締役会長には財務省出身の岩下正氏が就任する。
全国約1万2000店舗の拠点を生かし、コンビニエンスストアと銀行のシナジー効果が出せるような新サービスを検討する。新銀行の概要や具体的なサービス内容、参入の時期などは決定次第、明らかにするとしている。
小売業による銀行参入は、セブン&アイ・ホールディングス、イオンに次いで3社目となる。