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【全国百貨店】9月の売上高は5.0%減、7ヵ月連続のマイナス

 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の9月の売上高は、約4233億円で既存店ベースでは前年同月比5.0%の減少だった。前年割れは7ヵ月連続。前年より休日が1日少なかったことも影響した。

 

 気温が高めに推移したことから秋物商品の動きが鈍く、主力の衣料品が8.9%減と苦戦。化粧品(6.2%増)は18ヵ月連続のプラスを確保したものの、美術・宝飾・貴金属などを含む雑貨トータルでは1.2%の減少。食料品も2.4%落ち込んだ。

 

 10大都市ではプロ野球の優勝セールが活況だった札幌(0.9%増)と広島(4.7%増)は前年実績を上回ったが、その他の8都市はマイナス。東京は3.4%減、名古屋は10.9%減、大阪は7.3%減だった。

 

 訪日外国人向けの免税品売上げは10.1%減で、6ヵ月連続のマイナスだった。