カジュアル衣料専門店大手のしまむらが発表した2016年3?8月期の連結業績は、売上高が前年同期比5.8%増の2810億円、営業利益は40.6%増の251億円だった。
円高で仕入原価が下がり、売上総利益率が1.7ポイント改善したほか、主力の「ファッションセンターしまむら」業態において227店舗で売り場レイアウトの大幅な見直しなどを行った結果、既存店売上高が3.2%増と堅調に推移し、営業利益は期初予想を25億円上回った。
ただ、月次売上高は既存店ベースで8月が5.5%減、9月が13.8%減と下降しており、通期の業績は従来予想を据え置いた。17年2月期の連結業績は、売上高が前期比5.2%増の5742億円、営業利益が15.8%増の462億円を見込む。