食品スーパーのオーケー(東京都大田区)は6月17日、三菱商事出身の二宮涼太郎執行役員(42歳)が社長に就任したと発表した。2014年6月に社長に就いた弁護士の簗瀬捨治氏(75歳)は代表権のある副会長となり、創業者の飯田勧氏(89歳)は代表取締役会長にとどまった。
二宮氏は1997年三菱商事入社、リスクマネジメント部などを経て、2015年6月オーケーに出向し経営企画室長、16年1月執行役員となり30%成長戦略室長と店舗開発本部長を兼務していた。
オーケーは「借り入れなしで年率30%成長」を経営目標としており、2016年3月期は売上高が前期比8.9%増の3072億円、営業利益が12.2%増の143億円だった。