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【西松屋】 17年2月期の営業利益予想を75億円に引き上げ

 ベビー・子供服専門店の西松屋チェーン(兵庫県姫路市)は6月16日、2017年2月期通期の営業利益予想を前期比27.3%増の75億2900万円に引き上げた。従来予想は68億3100万円だった。

 

 16年3?5月期の営業利益が前年同期比31.8%増の29億5500万円と好調に推移したことが要因。衣料品を実需のピークに合わせて納品するよう納期管理を徹底したことが奏功して、春物衣料の販売が好調だったほか、雑貨部門ではベビーカーやおしりふきなど新発売のプライベートブランド商品が堅調な売れ行きを見せた。この結果、3?5月期の既存店売上高は1.3%伸びた。

 

 また、値下げロスが減ったことで売上総利益率が改善したことも利益増につながった。

 

 不採算店舗の閉鎖を進める一方、新規出店は抑制したため、通期の売上高予想は3.9%増の1380億円と従来予想を据え置いた。