楽天は6月15日、中国の越境EC(電子商取引)サイト「Kaola.com(カオラ・ドットコム)に「楽天市場」の旗艦店を出店した。中国の消費者に人気の日本製品を販売する。
「Kaola.com」は中国のインターネットサービス大手、ネットイース(杭州市)の子会社、HGQ(同)が運営する直販型のECサイトで、日本のほか、韓国、米国、オーストラリアやヨーロッパの人気商品を販売している。
ネットイースは中国で8億人のユーザーを持っており、楽天市場で扱う商品はネットイースのオンラインメディアを通じて紹介される。
楽天は2015年12月、中国のネット通販大手、京東(JD.com)が運営する越境ECサイトにも「楽天市場」の旗艦店を出している。