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【ペット関連市場】 15年は1.7%増の4159億円、ネコがけん引

 富士経済の調べによると2015年の国内ペット関連市場の規模は前年比1.7%増の4159億円だった。ペットフード、ペットケア用品、ペット生活用品の3市場について調べた。

 

 ペットフードはイヌ用は前年割れだったが、ネコ用はレトルトパウチ製品が前年に引き続き好調で、市場は1.8%増の3041億円となった。

 

 ペットケア用品は、ネコ砂が引き続き拡大したほか、オムツなど排泄ケア用品の新規ユーザーが増えており、2.1%増の727億円だった。

 

 ペット生活用品は、近年の生体販売の不振に伴って衣類、ハウス、首輪などの不振が目立ち、市場は前年割れの392億円だった。

 

 今後はネコ用を中心にペットフードが市場をけん引し、ペット関連市場は17年に4268億円と15年に比べて2.6%増加すると富士経済では予測している。