ファミリーマートは2月18日、子会社のココストアリテール(福岡県大野城市)を売却することLPガス事業のミツウロコグループホールディングス(HD)と正式合意したと発表した。
ココストアリテールはファミマが2015年10月に買収したココストア(名古屋市、15年12月に吸収合併)の旧子会社で、九州を中心に「RICマート」などの店名でコンビニエンスストアのボランタリーチェーン(VC)事業などを展開していた。
同社とココストアが管轄していたVCの一部や喫茶店など他業態に転貸している店舗などを集約した上で、4月16日付けでミツウロコグループHD子会社のミツウロコビバレッジにココストアリテールの全株式を譲渡する。
ココストアはVCを含めて約800店舗を展開していたが、ミツウロコビバレッジに売却する店舗は最大で約380店舗、売上高は最大約200億円を見込んでいる。