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【マクドナルド】 1月の既存店は35%のプラス、前年の反動で大幅増に

 日本マクドナルドホールディングスが発表した1月の売上高は既存店ベースで前年同月比35.0%増と大幅な増収となった。

 

 前年1月は使用期限切れの鶏肉使用問題に異物混入問題が重なり、38.6%の大幅減収となっていたため、その反動が出た。

 

 ハンバーガーとポテトなどのサイドメニュー、ドリンクがセットで500円の「おてごろマック」の定番メニューに「チキンチーズバーガー」などを追加したことや期間限定で販売を始めた「マックチョコポテト」など新メニューの効果で、客数が17.4%増と33ヵ月ぶりにプラスとなったことが大きい。

 

 同社は新規出店を抑えて、不採算店の閉鎖を優先しており、残った既存店で客足が増えた効果もあった。

 

 既存店売上高がプラスとなるのは2ヵ月連続。昨年10月に価格体系を見直し、実質値上げした効果などで客単価は15.0%増と2ヵ月連続のプラスだった。

 

 一方、店舗数が減っている影響で全店売上高は30.9%増と既存店ベースより伸び率が低かった。