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【ラオックス】 台湾に現地法人、卸売を強化

 免税店大手のラオックスは1月25日、台湾に子会社を設立すると発表した。同社は昨年12月、台湾の免税店「エバーリッチ」に家電製品を中心にオリジナル商品や日本製品の商品供給を始めており、現地に拠点を設けることで営業活動を強化する。

 

 現地法人は台北市で2月中に設立、3月から事業を始める予定。台湾からの訪日客数は2015年で約368万人と中国、韓国に次いで多く、日本国内の店舗への集客を強化する狙いもある。

 

 訪日客の増加を追い風にラオックスの15年12月期の連結業績は、売上高が前期比79.3%増の900億円、営業利益が約5.2倍の90億円と大きく拡大する見込みだ。