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【全国スーパー】 15年の既存店売上高は19年ぶりプラス、0.7%増

 日本チェーンストア協会が発表した加盟58社・9384店舗の2015年の売上高は、13兆1682億円で既存店ベースでは前年比0.7%の増加だった。

 

 既存店売上高が前年実績を上回るのは1996年以来、19年ぶり。

 

 商品部門別では主力の食料品が2.5%増。相場高が続いた農産品(5.3%増)や総菜(7.1%増)が好調だったほか、畜産品、水産品を含む全カテゴリーで前年比プラスを記録した。

 

 6月の気温上昇の遅れや11~12月の暖冬の影響などから衣料品(2.1%減)と住居関連商品(2.0%減)はマイナスとなった。

 

 同時に発表した15年12月の売上高は1兆2948億円で、既存店ベースでは前年同月比横ばいだった。

 

 食料品は2.5%増で農産・畜産・水産・総菜など全カテゴリーでプラスとなったが、衣料品(5.3%減)と住関品(2.7%減)は前年割れだった。