メニュー

【外食売上高】 11月は客数伸びず5ヵ月ぶりのマイナスに

 日本フードサービス協会が発表した11月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比0.5%減と5ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 

 気温が高かったものの曇りや雨の日が多く、また土曜日が前年より1日少なかったことなどから客数が2.7%減と伸びなかった。10月に21ヵ月ぶりにプラスとなった客数は再びマイナスに転じた。一方、客単価は2.4%増で31ヵ月連続のプラスだった。

 

 業態別ではファーストフードが0.5%減で5ヵ月ぶりのマイナス。麺類は3.1%増だったが、ハンバーガーショップなどの洋風(0.7%減)、牛丼店などの和風(0.8%減)、持ち帰り米飯/回転寿司(3.9%減)がいずれも前年割れだった。

 

 ファミリーレストランは0.6%増で31ヵ月連続のプラスを維持した。ディナーレストラン(2.0%増)と喫茶(2.0%増)もそれぞれ21ヵ月連続、15ヵ月連続で前年実績を上回った。パブ/居酒屋は9.5%減で9ヵ月連続のマイナスだった。