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【ファミマ】ココストアリテールを売却、ミツウロコに

 ファミリーマートは11月30日、子会社のココストア(名古屋市)が全株式を保有するココストアリテール(福岡県大野城市)をLPガス事業を主力とするミツウロコホールディングス(HD、東京都中央区)に売却することで合意したと発表した。

 ココストアリテールは、リョーユーパンのコンビニエンスストア事業が前身で、「RICマート」の店名でコンビニのボランタリーチェーンを展開。コトブキヤコンビニエンスシステムズ、九州地域スパー本部との統合後、2001年にココストアの子会社となった。

 同社とココストアが管轄するボランタリーチェーンの一部やコンビニの一部、喫茶店など他業態に転貸している店舗などをココストアリテールに集約した上で、ミツウロコHD子会社のミツウロコビバレッジに売却する。

 ファミマは10月1日にココストアの全株式を取得、ココストアとココストアリテールを合わせるとボランタリーチェーン事業を含めて約800店舗を展開しているが、このうち約400店舗が売却対象となる見通し。正式譲渡は2016年4月1日の予定。譲渡価格は未定。