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【食品スーパー売上高】 10月の既存店は2.0%の増収

 日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた全国食品スーパーの10月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比2.0%増と7ヵ月連続のプラスとなった。

 

 売り上げの約3分の1を占める生鮮3部門は2.6%増。特に相場高が続く青果が5.7%増と伸びた。水産は0.8%増、畜産は0.5%増だった。

 

 総菜も4.3%増と好調が続いた。日配(1.8%増)と一般食品(1.1%増)、非食品(0.8%増)も前年を上回り、その他(0.8%減)を除く全部門がプラスだった。

 

 地域別でも全国6つのエリアがすべてプラスとなり、北海道・東北(2.8%増)と中部(2.3%増)、九州・沖縄(2.1%増)が全国平均を上回る伸びを示した。

 

 大手食品スーパーでは、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都千代田区)が2.8%増で7ヵ月連続のプラス、アークス(札幌市)が2.7%増で4ヵ月連続のプラス、ヨークベニマル(福島県郡山市)が1.7%増で3ヵ月連続のプラスだった。