日本フードサービス協会が発表した９月の外食売上高（全店ベース）は、前年同月比1.6％増となり３ヵ月連続で前年実績を上回った。
月前半は関東・東北で豪雨があるなど外食需要は振るわなかったが、下旬は５連休のシルバーウィークがおおむね好天となり客足が戻った。全体の客数は1.8％減、客単価は3.4％増だった。
業態別ではファーストフード（FF）の売上高が0.3％増で３ヵ月連続のプラス。ハンバーガーショップなど洋風（2.6％減）と持ち帰り米飯／回転ずし（0.4％減）は前年割れだったが、牛丼店など和風（6.4％増）とセルフうどん・そばなど麺類（4.2％増）の伸びがカバーした。
ファミリーレストランは4.0％増で29ヵ月連続のプラス。前月に続いて洋風、和風、中華、焼き肉の全業態がプラスとなった。
パブ／居酒屋は5.7％減。パブ・ビアホールは2.0％増だったが、居酒屋は7.3％減とマイナスが続いた。