靴専門店のエービーシー・マート(ABCマート)は、約20万点の情報を掲載したデジタルカタログを全店舗に導入した。店頭の接客スタッフがタブレット端末でEC(インターネット通販)と全店舗の在庫を確認できる。
来店客の欲しい商品が店舗にない場合、ECの在庫を確認して購入できる。「ABC-MARTアプリ」に情報登録すれば、商品購入時に会員証を読み取るだけで配送先が連携され、後日自宅などで商品を受け取ることが可能。
デジタルカタログを含む「店頭デジタルフロントシステム」をITサービスのフューチャーアーキテクトが開発、6月にABCマートの全店に導入した。大型店の「ABC-MART Grand Stage(ABCマートグランドステージ) 渋谷店」(東京都渋谷区)では、店頭に設置した50インチのディスプレイ上でデジタルカタログを見ることができる。