眼鏡専門店「JINS」を展開するジェイアイエヌ(東京都千代田区)は11月5日、センサー付きの眼鏡2品を発売する。眼鏡フレームや鼻パッドの部分に取り付けたセンサーで視線や体の動きを検出、眠気や疲れ具合などを測定する。
発売するのは通常の眼鏡タイプの「JINS MEME(ジンズ ミーム) ES」(税別3万9000円)とスポーツサングラスタイプの「同 MT」(1万9000円)。ESは別途2000円で度付きレンズに、MTは同じく2000円で度なしの透明レンズに変更することができる。
測定したデータはスマートフォンのアプリで確認する。ランニング用アプリでランニング中のフォームをチェックしたり、ドライバー用アプリでクルマを運転中に眠くなったら警報を発したりすることができる。
同社はパソコン用眼鏡が大ヒットした反動で2014年8月期決算が大幅な減益となったが、15年8月期は売上高が前期比12.6%増の406億円、営業利益が20.6%増の35億円と巻き返した。