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【ローソン】3~8月期の営業利益は5.1%増、成城石井など子会社貢献

 ローソンが発表した2015年3~8月期の連結営業利益は前年比5.1%増の420億円だった。単体では減益だったが、高級食品スーパーの成城石井など子会社が連結増益に貢献した。

 ローソン単体の営業利益は9.8%減の344億円だった。チェーン全店売上高が0.4%増の9929億円と伸び悩む一方、広告宣伝費や減価償却費を中心に販売管理費が6.1%増えた。既存店売上高は1.2%増、全店ベースでの平均日販は7000円増の55万1000円だった。粗利益率は31.3%で横ばいだった。

 連結ベースでは、14年10月に子会社化した成城石井の営業利益(1~6月期)が29億円、14年8月に子会社化したユナイテッド・シネマが8億円とM&A(買収・合併)効果が出た。

 16年2月期通期では加盟店収入に直営店売上高などを加えた営業総収入が前期比16.3%増の5790億円、営業利益は0.7%増の710億円を見込んでいる。