そごう・西武は8月22日、西武池袋本店など5店舗でデジタルサイネージ(電子看板)の技術を応用したバーチャルフィッティング(仮想試着)のサービスを始めた。
対象となる商品はプライベートブランド(PB)「リミテッド エディション」シリーズのアラシャンカシミヤニット。利用者は売り場に設置されたタブレット端末(iPad)で自身の顔を撮影、全28色のニットの中から好みの色を選ぶと、大画面のデジタルサイネージに顔写真とニットの合成写真が映し出される。
凸版印刷がシステムを開発した。肌の色を読み取った上で、その人に似合う色の傾向を判断するパーソナルカラー診断機能も付けた。
ニットを試着したイメージはその場でプリントアウトして持ち帰ることができる。二次元バーコードも同時にプリントされ、このバーコードを読み取るとそごう・西武のインターネット通販サイトにつながり、商品を購入することも可能だ。
西武池袋本店のほか、西武高槻店、そごう横浜店、そごう千葉店、そごう大宮店で11月7日までの期間限定で仮想試着のサービスを提供する(期間は店舗によって異なる)。