イオンリテールは５月29日、会津若松市および東京農業大学と連携して付加価値の高い農産物の生産に取り組むと発表した。
地方創生のモデル事業として今年から５ヵ年計画でスタートする。第一弾として、トマト、ミニトマト、キュウリ、スナップエンドウ、ロマネスコの５品目で実証実験を始める。
土壌づくりや生産性、流通過程での鮮度保持、消費者の評価やニーズなどについて検証しながら、栄養価の高い野菜、高繊維質の野菜などを開発、会津若松産農産物のブランド化を目指す。将来的には生産された農産物を清酒や味噌などの原材料として活用するほか、海外への輸出も視野に入れ、栄養成分や食味などの客観的データに基づく農産物格付けの研究につなげていく計画だ。