吉野家ホールディングス（HD）は５月27日、上海市に中国事業を統括する子会社を６月中に設立すると発表した。
同社は現在、地域ごとに子会社を設立して牛丼店の「吉野家」とうどん店の「はなまる」の２ブランドを展開している。中国事業の管理を担っている吉野家インターナショナルなどの機能を新会社に移し、ブランドや投資・資金を効率的に管理する。同社の成長戦略において重要なポイントとなる中国事業を拡大するための中枢機能を新会社が果たす。
新会社の名称は「吉野家（中国）投資有限公司」で、資本金は4800万米ドル（57億6000万円、1ドル＝120円換算）。吉野家HDが全額を出資する。