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【ヤマダ電機】 5月末までに46店舗を閉鎖、構造改革の一環

 ヤマダ電機は5月25日、構造改革の一環として4月から5月末にかけて46店舗を閉鎖すると発表した。

 

 一部店舗は閉鎖後に建て替えたり、アウトレット店舗や免税専門店などに業態転換したりする。閉鎖する店舗の従業員については、他店舗に配置転換して雇用は維持する。

 

 ヤマダ電機の2015年3月期の連結経常利益は前期比29.2%減の355億円となり、4年前の11年3月期に比べてほぼ4分の1の水準にまで落ち込んだ。集客力の落ちた郊外型店舗を中心に閉鎖や業態転換を進める一方、年内をめどに東京都中央区に都市型店舗を出店するなど、スクラップ&ビルドを進めて店舗の収益力回復を図る。

 

 16年3月期については、建て替えを含めて15店舗の出店を計画している。