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【全国スーパー】 4月の既存店は6.4%の増収、13ヵ月ぶりプラス

 日本チェーンストア協会が発表した4月の全国スーパーの売上高は、既存店ベースで前年同月比6.4%の増加だった。前年は消費増税後の買い控えで5.4%減と落ち込んでおり、その反動から13ヵ月ぶりに前年実績を上回った。消費増税の影響が薄れたかどうかを判断するには、来月以降の売上げ動向を見極める必要がある。

 

 商品部門別では主力の食料品が農産品、畜産品の相場高もあって7.5%増と好調で、3ヵ月ぶりのプラスとなった。衣料品は8.4%増、住居関連商品は4.9%増でともに13ヵ月ぶりのプラスだった。

 

 新店を含む全店ベースの売上高は1兆829億円で、7.8%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。