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【大塚家具】 1~3月期は11億円の営業赤字、イメージ悪化響く

 大塚家具が発表した2015年1~3月期の業績(単体ベース)は、売上高が前年同期比22.9%減の122億円、営業損益は11億円の赤字(前年同期は6億円の黒字)だった。

 

 前年の消費増税前の駆け込み需要の反動減に加えて、経営権を巡る創業者と現社長の対立で企業イメージが悪化、売上げが低迷した。広告宣伝費を増やしたり、普及価格帯の商品の品揃えを強化したりするなどの対策を講じたが、客足が遠のいた。

 

 4月の売上高も前年同月比17.5%減と販売不振が続いているが、通期の業績見通しについては従来予想を据え置いた。15年12月期通期では売上高が前期比0.1%減の554億円、営業損益は1億円の黒字を見込んでいる。