ローソンは新潟市の系列農場「ローソンファーム新潟」でコメの生産を始める。5ヘクタールの農場で5月に田植えを開始、10月にはコシヒカリを中心に約28トンを収穫し、11月からローソングループ各店舗で販売する。
将来的には農場を100ヘクタール規模にまで拡大し、収穫したコメは弁当やおにぎりなどの中食商品の原材料としても使用する方針だ。コメや青果物の加工施設をつくり、生産から加工、販売までを一貫して手がける6次産業化や海外への輸出も目指す。
3月17日に設立された農業生産法人ローソンファーム新潟には、地元農家が75%、ローソンが15%、そのほかが10%を出資した。
新潟市は大規模農業の改革拠点として国家戦略特区に指定されている。