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セブン、スイーツを刷新=素材見直し、価格は維持

セブンイレブンのロゴマーク
〔写真説明〕セブンイレブンのロゴマーク(時事通信社)

 セブン&アイ・ホールディングス傘下のコンビニ大手セブン―イレブン・ジャパン(東京)は15日、商品説明会を開き、オリジナル商品のスイーツのリニューアルを始めたと発表した。素材の見直しで品質を向上させる一方、価格は据え置く。月末にかけて順次発売する。

 刷新する対象はモンブランや豆大福、どら焼きなど。ホイップクリームは乳脂肪分の比率を高め、ケーキのスポンジ生地には同社専用に配合した薄力粉を使用する。あんこに使う小豆の品種も見直した。

 食品では、原材料価格の高止まりを背景に値上げが相次ぐ。スイーツでも小麦相場の上昇や円安進行、海上運賃の高騰などが響くが、同社はコスト抑制の観点からも「国内原材料の優位性を生かした取り組みを進める」(担当者)という。