総務省が発表した１月の家計消費状況調査（速報）によると、２人以上の世帯で１世帯当たりの支出総額は31万9037円、このうちインターネットを利用した支出額は8816円で、支出総額に占める割合は2.8％だった。
ネットショッピングの支出額に占める項目別の割合を見ると、旅行関係費が19.5％で最も多く、次いで食料（15.9％）、衣類・履物（12.5％）の順となった。
自動車や家電など高額な商品・サービスへの支出を調査することが主な目的で毎月行われている家計消費状況調査では、これまでインターネットを利用した支出の総額は調べていたが、項目別の内訳を調べたのは今回が初めて。
ネットショッピングを利用している世帯は全体の27.8％で、この世帯に絞ってネットショッピング支出額の平均を取ると３万1757円と全体平均を大きく上回る。また、ネットショッピング利用世帯の支出総額は37万6319円で、支出総額自体も全体平均よりかなり多くなっている。