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【マクドナルド】 異物混入の経路を特定できず、防止策を徹底

 日本マクドナルドは1月14日、「マクドナルド三沢店」(青森県三沢市)で3日に判明した「チキンマックナゲット」への異物混入について、外部機関による混入経路の調査を行ったが、混入経路を特定することはできなかったと発表した。

 

 客からの申し出に基づいて調査したところ、異物はポリアセタールというフィルム片であることはわかったが、同様の物質は製造工場、店舗のいずれでも使用していないため、混入経路は検証できなかった。

 

 同社では他の店舗でも商品への異物混入が発生しており、今後はサプライヤーの全工場における衛生管理体制の緊急確認、店舗の調理器具などの再点検と外部機関による監査など再発防止策を徹底する。

 

 また、外部識者を交えてサラ・エル・カサノバ社長兼最高経営責任者(CEO)直轄の「お客様対応プロセス・タスクフォース」を立ち上げ、客からの問い合わせ対応についてのプロセスの検証と改善を図る。

 

 同社では7日に開いた記者会見で、異物混入の要因が客にあるかのような質疑応答があったこと、「マックフライポテト」の米国工場でマスク着用義務があったと誤った情報を伝えたことなどについて謝罪の意を表明した。