日本フードサービス協会が発表した9月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比2.0%減だった。客単価は2.7%増えたが、前年に比べて日曜日が1日少なかったこともあり客数が4.5%減少した。売上高の前年実績割れは4ヵ月連続。
業態別ではファーストフードが4.3%減、パブ・居酒屋が3.7%減と苦戦した。中国での期限切れ鶏肉問題が尾を引く日本マクドナルドが17.0%の大幅減収となった影響で、洋風ファーストフードは11.7%減と前月に続いて2ケタのマイナスだった。
一方、ファミリーレストランは客数が減ったものの客単価が引き続き堅調で1.5%増と前年を上回った。ディナーレストランは4.1%増と好調を維持、喫茶は1.3%増と5ヵ月ぶりのプラスだった。