日本ショッピングセンター協会が発表した9月の国内ショッピングセンター(SC)の既存店売上高は前年同月比0.4%増だった。前年実績を上回るのは2ヵ月連続。
前年に比べて日曜日が1日少なかったが、中旬頃まで気温が低かったこともあり、秋冬物の動きがよく、キーテナントは1.5%減だったが、専門店中心のテナントが1.1%増となった。
地域別では関東が2.2%増と唯一のプラスで、中部(3.1%減)や近畿(0.4%減)など他の8地域はいずれもマイナスとなった。
政令指定都市全体が2.1%のプラス、とくに東京都区部が3.8%増、横浜市が3.0%増、川崎市が5.6%増となるなど、首都圏を中心に大都市部の好調が際立っている。