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【セブン&アイ】 3~8月期の営業利益は1.6%増の1672億円

 セブン&アイ・ホールディングスが発表した2014年3~8月期の連結業績は、営業利益が前年同期比1.6%増の1672億円だった。

 コンビニエンスストア事業と金融関連事業が堅調で全体では微増益となったが、期初予想の1700億円には届かなかった。百貨店事業が9200万円の赤字(前年同期は5億5000万円の赤字)、新たに連結子会社となったニッセンホールディングスが主体の通信販売事業が30億円の赤字と足を引っ張ったほか、イトーヨーカ堂などのスーパーストア事業が22.2%減の91億円、ファミリーレストラン「デニーズ」などのフードサービス事業が97.0%減の2500万円と冴えなかった。

 全体の売上高に当たる営業収益は7.0%増の3兆44億円と増収だったが、期初予想の3兆400億円をわずかに下回った。プライベートブランド「セブンプレミアム」の売上高は23.7%増の4020億円となり、年間計画8000億円に対して順調に推移している。

 15年2月期通期は従来予想通り営業収益6兆1300億円(8.8%増)、営業利益3560億円(4.8%増)を見込む。