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【ゼンショー】 1167店舗で深夜営業を休止、労働環境を改善

 ゼンショーホールディングス傘下で牛丼チェーン「すき家」を運営するゼンショーは労働環境改善の一環として10月1日から1167店舗で深夜時間帯(午前0時~5時)の営業を休止した。

 

 同社では今年3月に人手不足から「すき家」の多くの店舗が一時休業に追い込まれ、その原因として弁護士など外部の有識者で構成される第三者委員会から著しい過重労働を指摘されていた。

 

 このため、過重労働の象徴である深夜の1人勤務を解消することを決定、複数勤務体制が確立できない店舗で営業を休止することにした。深夜営業を休止するのは全1981店舗(10月1日現在)の約6割に当たる。

 

 また、同社は10月1日付でゼンショーの社名を「すき家本部」に変更、牛丼店以外の焼肉店、うどん店、ラーメン店などの事業をグループ内のエイ・ダイニングに移管した。