日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた全国食品スーパー(集計285社)の8月の売上高(速報)は8748億円で、既存店ベースでは前年同月比1.6%増だった。前年実績を上回るのは4ヵ月連続。
コメなどの一般食品は1.9%減、日用品などの非食品も2.0%減と前年割れだったが、畜産が11.0%増と2ケタの伸びを記録するなど生鮮3部門が5.9%増と好調、総菜も3.8%増加した。
8月は前年よりも休日が1日多かったことも、売上げ増の要因となった。
エリア別では近畿(1.5%減)と中国・四国(0.7%減)が前年割れだったが、その他の地方はすべてプラスで、関東(4.4%増)と中部(3.3%増)が好調だった。
なお、新店を含む全店ベースの売上高は3.6%のプラスだった。