SPA(製造小売り)型のアパレル専門店を展開するアダストリアホールディングス(HD)は、2015年3月1日付で中核事業会社であるポイントとトリニティアーツを吸収合併する。
13年9月1日付で持株会社体制に移行したが、14年2月期の連結営業利益が前期比40.7%減の57億円に落ち込むなど収益面で十分な成果が上がっていないため、意思決定のスピードを上げ、間接部門経費を削減することなどを目的に中核子会社2社と持株会社を一本化する。
ポイントは「ローリーズファーム」や「グローバルワーク」などのブランドを展開、トリニティアーツは「ニコアンド」「スタディオクリップ」などのブランドを持ち、アダストリアHDの14年2月期の連結売上高1532億円のうち、この両社で3分の2ほどを占める。
また、アダストリアHDは来年5月の株主総会で社名をアダストリアに変更する。