インターネット通販大手のアマゾンジャパンは9月4日、近畿大学と連携協定を結んだ。14年後期から近畿大学の東大阪キャンパスで使われる教科書の販売をアマゾンが行うほか、15年前期から各学部や大学院で発行されるシラバス(講義概要)や研究紀要をアマゾンのプリント・オン・デマンドを利用して提供する。
アマゾンが国内の教育機関と連携協定を結ぶのは、今回が初めて。
通販サイト「Amazon.co.jp」内には「近畿大学教科書ストア」のページが設けられており、2013年度から福岡キャンパス(産業理工学部)で使用する教科書の販売を行っているが、今後は8つの学部や大学院が入る東大阪キャンパスで使う教科書も取り扱う。学生は授業に必要な教科書や参考文献をシラバスを見ながら注文することができるようになる。