食品スーパー大手のヤオコー(埼玉県)は、日本政策投資銀行から「健康経営(ヘルスマネジメント)格付」を取得した。健康経営格付は従業員の健康に配慮する取り組みについて政投銀が独自の基準で企業を評価するもので、その評価に応じて優遇金利で融資を受けられる。
小売業で同格付を取得したのは、ヤオコーが初めて。短時間勤務のパート従業員にも健康診断の受診を促したり、喫煙率低下のために勉強会を実施、禁煙外来の費用を補助したりする取り組みが評価された。
なお、ヤオコーは防災・事業継続への取り組みが優れている企業が対象となる政投銀の「BCM格付」についても同時に取得した。